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ビットフォレスト、クラウド型ウェブ脆弱性診断ツール「VAddy」で組織管理機能と検査機能を強化したEnterpriseプランを提供

 株式会社ビットフォレストは30日、クラウド型ウェブ脆弱性検査ツール「VAddy」について、組織管理機能と検査機能を強化した新プラン「Enterpriseプラン」を10月1日に提供開始すると発表した。

 VAddyは、煩雑な初期設定作業を排し、高速な検査時間を実現した、ウェブアプリケーション脆弱性診断ツール。開発スピードが求められる現場において、セキュリティ担当者だけでなく、それまで脆弱性診断ツールに触れてこなかったウェブプログラマーやウェブデザイナー、ウェブディレクターなどに支持されているとしている。

 新たに提供するEnterpriseプランでは、厳密なアカウント管理が求められる組織や、広範囲な検査機能を必要とする組織向けの機能を強化した。

 組織管理機能としては、従来のVAddyが備えているチーム管理機能とは異なり、VAddy利用者のアカウントを管理者がコントロールする機能を追加。管理者がVAddy利用アカウントの作成・変更・削除を行えるようになるため、情報システム部などの管理部門がVAddy利用アカウントを一元管理する必要がある場合に利用できる。

 検査内容の強化としては、従来のProfessionalプランの検査項目に加え、ブラインドSQLインジェクション、安全でないデシリアライゼーション(Insecure Deserialization)、XEE(XML External Entity)、HTTPヘッダインジェクションの各検査項目を追加した。

 Enterpriseプラン利用料金(税別)は、月額5万9800円または年額59万8000円。従来のStarterプラン、Professionalプランは引き続き利用できる。