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アライドテレシス、52ポートのレイヤ2プラス・インテリジェントスイッチ2製品を発売

 アライドテレシス株式会社は、レイヤ2プラス・インテリジェントスイッチ「x230シリーズ」において、52ポートモデルの「AT-x230-52GP」「AT-x230-52GT」と、x230シリーズ用のインダストリアルアプリケーションライセンス「AT-x230-FL10」、Non-stop PoEライセンス「AT-x230-FL11」を、7月30日より出荷開始すると発表した。

 x230シリーズは、全ポートがGigabit Ethernet(GbE)に対応した、レイヤ2プラス・インテリジェントスイッチ。今回提供するAT-x230-52GP/AT-x230-52GTは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×48ポートとSFP×4スロットを搭載したモデルで、AT-x230-52GPは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-TポートからのPoE給電に対応している。

PoE給電対応モデルのAT-x230-52GP

 管理面では、ネットワークの自動構築や自動復旧などの統合管理を実現する「AMF(Autonomous Management Framework)」のメンバー装置(管理される側)として利用でき、管理する側のAMFマスター装置との組み合わせにより、設計・構築や運用・管理の簡素化、効率化を実現する。

 また、レイヤ2レベルでの障害の検出と経路の切り替えを最短50ミリ秒未満で行えるEPSR(RFC3619)に対応し、EPSRリング内にトランジットノード(マスターノードではないノード)として接続できる。

 なおAT-x230-52GPのPoE給電では、1ポートあたり最大30W、スイッチ全体では最大740Wの電力供給が可能で、15.4WのPoE給電時は最大48ポート、30WのPoE給電時は最大24ポートまで同時に給電を行える。さらに、Non-stop PoEライセンスのAT-x230-FL11を適用すると、PoE給電を停止せずに機器を再起動できるため、受電機器の可用性を向上させることも可能とした。

 価格(税別)は、AT-x230-52GTが25万円、AT-x230-52GPが34万円。