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AIによる画像解析で文書内の秘密印を検知・通知――、サイオステクノロジーの新サービス

 サイオステクノロジー株式会社は24日、AIを活用した画像解析技術により、文書内の秘密印を検知・通知するサービス「AI秘密印検知サービス」を発表した。9月30日より提供開始する予定で、販売パートナーである株式会社大塚商会を通じて販売される。なお、当面は無償で提供されるとのことだ。

 「AI秘密印検知サービス」は、文書から極秘、社外秘、マル秘などの秘密印をAIで解析し、秘密印文書として検知・通知するサービス。当初は、サイオスの複合機向けアプリケーション「Logキャプチャ NX Plus」を用いて収集した画像ログを対象に提供される。

 Logキャプチャ NX Plusは、複合機で利用者が行ったコピー、ファクス送信、プリント、スキャンの内容を画像ログ(文書の画像)と操作ログ(操作内容、利用情報を含む)として保存できるもので、この画像を解析することにより秘密印を検知するとのことだ。

 なお将来的には、社内文書全体を検知対象とするほか、秘密文書管理台帳作成、秘密レベル分類やファイル名変換などへと機能を拡張していくとしている。

 サイオスでは、2020年12月末までに1000社での導入を目指す。