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シュナイダーエレクトリック、データセンター向けモジュラー型UPS「Symmetra PX 250/500kW」用リチウムイオンバッテリーを国内で販売
2019年7月3日 12:20
シュナイダーエレクトリックは3日、サーバールームや大規模データセンター向けの三相無停電電源装置（UPS）「Symmetra PX 250/500kW」について、バックアップ用蓄電池としてリチウムイオンバッテリーの国内での販売を開始した。
Symmetra PXは、モジュール型構成により内部冗長化による高可能性と拡張性を備えた三相UPS。今回、大規模データセンター向け容量帯のSymmetra PX 250/500kWのバックアップ用蓄電池として、既存の鉛蓄電池に加えて、リチウムイオンバッテリーをラインアップに追加した。
リチウムイオンバッテリーは鉛蓄電池に比べて、設置スペースを最大60％縮小でき、バッテリーの寿命では約3倍、充放電回数も約10倍となっており、TCOでは最大50％削減できるとしている。
また、総重量が最大70％削減されるため、荷重分散に関わる付帯工事費用の削減も期待できると説明。バッテリーの残存時間や状態の確認が可能なBMS（Battery Management System）を標準搭載し、安全性の高い運用が行えるとしている。
