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Cloudian、VMware Cloud Providerプラットフォーム対応の新オブジェクトストレージソリューションを発表

 米Cloudian(クラウディアン)は18日、VMware Cloud Providerプラットフォームの主要コンポーネントであるVMware vCloud Directorから直接管理可能な、VMware Cloud Providerプラットフォーム対応の新オブジェクトストレージソリューションを発表した。提供開始は7月予定。

 クラウディアンでは、新たなオブジェクトストレージソリューションにより、VMware Cloud Providerは100%ネイティブS3互換ストレージに基づく新しい付加価値サービスが提供可能になると説明。急速に成長するS3互換アプリケーションのエコシステム活用により、容量集約型のデータ保護、管理、および分析が実現できるとしている。

 また、S3 API完全互換性に加え、小規模から始めながら中断なく1エクサバイトまで柔軟に拡張する機能を提供。その他の主な機能として、マルチテナント機能、課金やサービス品質管理などの統合管理ツール、データの暗号化、セキュリティとコンプライアンスのためのWORM(Write Once, Read Many)および複数のデータセンターにまたがってストレージ管理を容易にするための地理的分散機能などを備える。

 クラウディアンでは、vCloud Director対応のクラウディアンオブジェクトストレージの利用により、VMware Cloud Providerはクラウディアンのテクノロジーソリューションのパートナーシップとベネフィットが活用できるようになり、ストレージ・アズ・ア・サービス(STaaS)、バックアップ・アズ・ア・サービス(BaaS)といった高付加価値サービスが提供可能になるとしている。