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クラウドで管理できるVPNルータ「BR500-100JPS」、ネットギアが発売

 ネットギアジャパン合同会社(ネットギア)は、中小企業向けのVPNルータ「BR500-100JPS」を発売した。価格(税別)は単品が5万4000円、2台セットが10万1000円。

 BR500は、拠点間をつなぐInstant VPNを1ステップで構築でき、遠隔からクラウド経由で監視や管理が行えるVPNルータ。スループットは、LAN-WAN間が924Mbps、VPN間が60Mbps。VLANは最大254まで設定できる。

 背面には、ギガビット対応のLAN×4ポート、WAN×1ポートを装備しており、NATと従来型ルーティングに対応する。また、「DynDNS.org」「TZO.com」「Oray.net」「3322.org」のダイナミックDNSを利用可能。

 標準では、1ユーザーのみがリモートアクセス可能となっている。VPN網をクラウドで管理する「Insight VPNライセンス」を追加すると、BR500を設置した最大3つまでの拠点に10ユーザーが接続可能なVPNグループ1つを管理できる。「NPVNY1L1-10000S」が年額1775円、3年では4800円(料金はいずれも税別)となる。

 さらに、機器管理用に必要な「Insightライセンス」では、3台以上の管理を行う場合などに有料(1台あたり年額560円)となる。また、モバイルアプリだけでなくWebベースポータルからのリモート管理、RADIUS認証などを行える同1125円のPremiumライセンスも提供されている。

 本体サイズは314×187.5×43.65mm(幅×奥行×高さ)、重量1.55kg。