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NTT西日本、IPv6を利用したIP-VPNサービス「フレッツ・VPN プライオ」を提供

東日本との接続にも対応

 西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は18日、新たなIP-VPNサービスとして、「フレッツ・VPN プライオ」を6月28日から提供すると発表した。

 「フレッツ・VPN プライオ」は、「フレッツ 光ネクスト」を利用するユーザーの拠点間に、IPv6を用いたダイレクトな通信を実現することで、低遅延で安定したプライベートネットワークの構築を可能とするサービス。利用に必要となる専用ルーター(CPE)はセット提供となり、別途オプションサービスを申し込むことで、CPEの24時間365日保守にも対応する。

 また、「東西接続サービス」を利用することで、すでにNTT東日本が提供している「フレッツ・VPN プライオ」との接続が可能となる。これにより、全国に拠点を展開する顧客のネットワークとして利用できる。

 サービスの料金(税別)は、初期費用(工事費)が1万3000円、月額利用料金は基本サービスが7000円、オプションの東西接続サービスが1000円。1VPNグループで最大1000契約まで接続可能。

 NTT西日本では、IP-VPNサービスとして「フレッツ・VPN ワイド」を提供しているが、より遅延の発生しにくい安定した通信が可能な上位機能版のサービスとして「フレッツ・VPN プライオ」を提供する。