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ソフトクリエイト、ウェブフィルタリング「i-FILTER」をクラウドサービスとして提供する「i-FILTER on SCCloud」

 株式会社ソフトクリエイトは16日、デジタルアーツ株式会社のウェブフィルタリングソフト「i-FILTER」をクラウドサービスとして利用できる「i-FILTER on SCCloud」の提供を開始した。

 i-FILTER on SCCloudは、標的型攻撃をはじめとした外部からの攻撃対策と、組織内部からの情報漏えい対策の両方を1つの製品で実現するプロキシ型のウェブセキュリティソフト「i-FILTER」をクラウド型で利用できるサービス。サーバーレスでi-FILTERが利用できるため、情報システム部門の運用負荷を軽減できる。

 i-FILTERは、URLをカテゴライズする方式でポリシーに応じたウェブアクセスの制御が可能なほか、POSTメソッドを判別して、専用のログにPOST内容をまるごと残し、書き込みの内容やアップロードされたファイルを後から確認することが可能。マルウェアに感染する可能性があるURLや改ざんされたサイト、マルウェアをダウンロードするURLを遮断する入口対策と、感染したPCからマルウェアによる情報送信時に、アップロード先となるC&Cサーバーとの通信を遮断する出口対策が行える。

 また、デジタルアーツのメールセキュリティ対策製品「m-FILTER」との連携により、標的型攻撃メール由来のアクセスもブロック可能。サンドボックス製品とも連携し、SSL通信をデコードしてサンドボックス製品などで検知を可能にし、ゼロデイ攻撃などの未知の脅威に対しての防御を可能とする。