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富士ゼロックス、40枚/分のA4モノクロプリンタ「DocuPrint P360 dw」 ユーザーごとの印刷上限枚数を設定可能

 富士ゼロックス株式会社は10日、オフィス業務や窓口業務での利用に適したA4モノクロプリンタ「DocuPrint P360 dw」を発表した。出力管理機能を強化している点が特長で、価格は7万4800円(税別)。4月22日に発売する。

 DocuPrint P360 dwは、最大40枚/分の印刷が可能なA4モノクロレーザープリンタ。A4片面連続出力時の生産性が従来機「DocuPrint P350 d」と比べて14%向上しながらも、高さが255mmとコンパクトなため、デスク横などへの設置や、窓口業務における出力用途にも活用可能とした。

DocuPrint P360 dw

 自動両面プリントにも標準対応。オプションのトレイモジュールを組み合わせることで、最大800枚の給紙が可能で、帳票の大量出力などにも活用できる。また、背面カバーを開けて手差しトレイからプリントする「ストレートペーパーパス」機能を使うことにより、はがきやグリーティングカードなど、最大200 g/m2の厚紙や、封筒へのプリントにも対応するとのこと。

 さらに、富士ゼロックスのA4モノクロプリンタとして初めて、利用機能をユーザー別に制限できる「セキュリティ機能ロック」を搭載しており、登録ユーザー以外は利用できないようにする設定や、ユーザーごとのプリント上限枚数の設定が可能になった。

 インターフェイスは無線LANやWi-Fi Directに標準対応し、モバイル端末やクラウドからのプリントも可能。有線LANとWi-Fi Directを同時利用することもでき、例えば来訪者のモバイル端末を社内ネットワークにつなげられない場合でも、Wi-Fi Directにより直接プリンターと接続して印刷できるとしている。

 本体質量は、従来機比で1.3kg軽い10.7kg。