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TEDが製造業向けビジネス強化、IoT×AI画像処理技術を生かしたソリューションを提供

インテルやマイクロソフトと連携

 東京エレクトロン デバイス株式会社(以下、TED)は5日、インテル、日本マイクロソフトとの連携を強化し、製造ラインの自動化・省人化・効率化を実現するIoT×AI画像処理技術製品・サービスに注力すると発表した。製造業向けビジネス強化の一環として、インテルのAIプラットフォーム、Microsoft Azure AIサービスを活用し、同分野における取り組みを強化する。

 製造業では近年、AIやIoTを活用した、製造現場の省人化の促進や品質管理の向上、コストダウンなどの生産性の改善などが期待されているという。

 こうしたニーズに応えるため、TEDでは、インテルや日本マイクロソフトの製品・サービスと、自社の技術力などを組み合わせて、Iを活用した画像検査ソリューションを提供。製造業の課題である導入コストや人的リソースの問題を解決するとした。

 具体的には、インテルから提供される、ヘテロジニアスなエッジコンピューティング環境をサポートし、深層学習(ディープラーニング)の画像推論を高速に行う「OpenVINO Tool Kit&Accelerator」、日本マイクロソフトのMicrosoft Azureで提供されるさまざまなAI IoTサービスなどを利用するとのこと。

 同社は、製造ラインの自動化・省人化・効率化に向けたIoT×AI画像処理技術製品の開発・協力体制を構築し、ビジネスを推進するとしている。