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鹿島建設が「Oracle HCM Cloud」を採用、戦略的な人事施策の遂行を目指す

人事・給与・勤怠機能はOracle Cloud上のPeopleSoftを利用

 日本オラクル株式会社は4日、鹿島建設株式会社が、人材管理クラウド「Oracle HCM Cloud」を導入すると発表した。鹿島建設では、人材ポートフォリオの把握と分析による戦略的な人事施策の遂行を目的としており、10月の稼働を目指している。

 鹿島建設では、中長期的な企業の成長を支えるために、適材適所の人員配置や後継者育成などに戦略的に取り組んでおり、そのためには、人材情報の一元管理による可視化、情報の有効活用や人事部門の生産性向上を実現できる仕組みが必要と判断。2017年11月に既存の人事システムを刷新し、人事管理アプリケーション「PeopleSoft」と、Oracle HCM Cloudのタレントマネジメント機能の採用を決定した。

 同社では、人事・給与・勤怠をOracle Cloud上に構築されるPeopleSoftで管理するとともに、PeopleSoftと連携可能なOracle HCM Cloudのタレントマネジメント機能を活用することで、人材ポートフォリオの把握と分析による戦略的な人事施策の遂行、データに基づく客観的視点での適材適所の実現、データベースを活用した後継者候補のリストアップ・管理を目指す。