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NTTデータ、Biz∫を用いたグローバル会計ソリューション 構想策定から運用保守まで緒を支援

 株式会社NTTデータは28日、日系企業のグローバルレベルでの会計業務効率化・標準化をサポートする「グローバル会計ソリューション」を、同日より提供開始すると発表した。

 このソリューションは、グローバルレベルでのグループ会計システム導入を、構想策定から運用保守までトータルに支援するもの。ERPパッケージ「Biz∫(ビズインテグラル)会計」をグローバルのグループ会計システムとして導入する際に、ユーザー企業と導入ベンダー双方の負担を軽減し、グローバルレベルでの業務標準化、ローカルガバナンス向上などの期待効果を着実に獲得できるよう支援するとした。

 具体的には、グローバルでのグループ会計システムの導入支援サービスや、Biz∫会計の海外導入にあたり必要となる各国言語や法制度、商習慣への対応サポート、稼働後のAMO(アプリケーション・マネジメント・アウトソーシング)サービスなどをラインアップしている。

 導入支援では、海外多拠点への展開方法、試験実施要領といった方法論や、標準業務フローなどのドキュメント群を活用。また、英語でのユーザー向け研修の実施、マスターデータの作成支援など、スムーズな業務標準化・システム構築を実現するためのコンテンツもそろえているという。

 また、NTTデータによるグローバルERPシステムの導入実績・会計業務ノウハウを体系化し、Biz∫標準機能の活用方法論と組み合わせることによって、各国業務要件(各国法制度、商習慣固有の帳票類など)への対応をサポートする。

 運用時には、インドを拠点とするBiz∫のグローバル専門チームが、運用保守、英語での問い合わせ対応などのサービスを提供するとのこと。状況に応じて、ユーザー企業の海外拠点に対して現地サポートも提供し、着実な業務開始・定着を支援するとのこと。