ニュース

ISID、全社のロボット稼働状況を一元管理し、RPA導入効果を可視化するツール「RPA Conductor」を販売開始

 株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)は5日、RPAソフトウェア「UiPath」に対応した、RPAの導入効果を可視化する管理ツール「RPA Conductor」の販売を開始した。

 RPA Conductorは、全社のロボット稼働状況を一元的に管理し、業務別・部署別など任意の切り口で統合的に分析・評価できる仕組みを提供することにより、RPA導入効果の可視化と最大化を実現するソリューション。

 UiPathの関連製品である「UiPath Orchestrator」を補完し、非稼働ロボットを含めた全社のロボット稼働状況を一元的に把握。UiPath Orchestratorに蓄積されるログや個々の端末に出力されるログを簡単な設定でRPA Conductor内に取り込み、適用業務名や関連システム名、削減見込み時間など、ロボットごとの付随情報と紐付けて管理できるため、任意の切り口で稼働状況を分析・評価でき、ログが出力されない稼働ゼロのロボットも容易に把握できる。

 ロボット稼働回数や業務削減時間が一目で分かるダッシュボードを用意しているほか、データのインポート・エクスポートも簡単にできるため、管理者は複雑な操作を行うことなく短時間で稼働状況を把握できる。

 RPA Conductorは、管理対象となるロボットのID数に応じた価格設定で、ロボット20体までの場合で年額50万円(税別)から。ISIDからUiPathを購入したユーザー向けの価格で、他のリセラーから購入している場合は要問い合わせ。