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キヤノンMJ、LINKFLOWの360度撮影可能な業務用ウェアラブルカメラ「FITT360 SECURITY」を販売

LINKFLOW FITT360 SECURITY

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は4日、韓国LINKFLOWとの間で、同社製品の日本国内における販売代理店契約を締結したと発表した。これにより、LINKFLOW製の360度撮影可能な業務用ウェアラブルカメラ「LINKFLOW FITT360 SECURITY」を6月中旬に発売する。

 LINKFLOW FITT360 SECURITYは、360度撮影可能な、首かけ型の業務用ウェアラブルカメラ。装着者の周囲の映像を撮影することで、固定式のネットワークカメラで発生する死角を補完できる。

 1台に搭載された4つのカメラにより、装着者の前方、背後、横の映像の記録が可能。身体の中で揺れの少ない首周りに着用することで、振動の少ない安定した映像を撮影できる。

 Wi-FiやLTEで映像を伝送することで、警備・公安などの現場の状況を本部にリアルタイムで共有し、事件・事故発生時の迅速な対応や、作業支援を実現。さらに、キヤノンMJの映像管理基盤であるビデオ管理ソフトウエア「XProtect」と連携でき、ネットワークカメラやさまざまなシステムと連携した統合的な映像管理を行える。

 LINKFLOW FITT360 SECURITYの製品ラインアップは、ベーシックモデル、Wi-Fiモデル、LTEモデルの3モデルで、価格はいずれもオープン。

 キヤノンMJでは、XProtectと連携するハードウェアやシステムの販売を強化しており、今後もキヤノン製のハードウェアに加え、海外製の優れたハードウェアやシステムを国内で積極的に展開することにより、入力(ネットワークカメラ、ウェアラブルカメラ)、録画(XProtect)、映像解析システムをワンストップで提供し、国内市場のニーズに応えていくとしている。