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DC ASIA、データセンター研修・資格制度の「DCPRO」で運用に関する専門家コースを5月開始

 株式会社DC ASIAは1日、データセンター研修・資格制度の「DCPRO」について、「データセンターの運用に関する専門家コース :Critical Operations Professional(COP)」の提供を5月に開始すると発表した。

 DC ASIAでは、英DCD Groupが開発・提供する、データセンター/サーバールームの知識習得、業務改善に向けた世界基準のトレーニングコース「DCPRO」を日本で独占展開している。

  2016年秋の日本提供開始からこれまでに、「データセンター設計の基礎:Data Center Design Awareness(DCDA)」「データセンターのエネルギー効率:Energy Efficiency Best Practice(EEBP)」「データセンター技術者の基礎:Data Center technician Fundamentals(DCTF)」「データセンターの電力に関する専門家:Data Center Power Professional(DCPP)」の4コースを定期開催している。

 新たに開始するCOPコースは、今年度に日本開設予定の3コースのうちの1つで、DCPROのキャリアデベロップメントにおける設計・構築領域の最高位に位置付けされるスペシャリストコースとなる。

 DC ASIAでは、今日のデータセンターは運用計画から導入、法令順守までさまざまな要素が複雑に絡み合うミッションクリティカルな施設となっており、管理者にはデータセンター内に存在する相互依存システムやプロセスを管理し、最適化する方法を完全に理解することが求められると説明。COPコースは、現在の方法論、技術、ベストプラクティスを採り入れ、データセンターの運用成功例を学ぶコースになるとしている。

 COPコースの第1回開催予定は5月15日~17日の計3日間で、開催場所は東京都内。受講料は29万8000円(税別)。

 主な受講対象者は、規模の大小に関わらずさまざまな施設・組織において、ミッションクリティカルなIT環境およびテレコムインフラの管理に携わる人や、設計コンサルティングに関わる人。設備運用管理者、データセンターマネージャー、ビジネス側のマネージャー、建築プロジェクトマネージャーなど。