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コアマイクロシステムズ、大規模環境にも対応可能なアーカイブシステム「VSM」を販売

 コアマイクロシステムズ株式会社は25日、2019年1月24日付けで米Versity Softwareとリセラー契約を締結したと発表した。これに伴い、同社のデータアーカイブシステム「Versity Storage Manager(VSM)」を2月25日より販売開始する。なお、米Versity Softwareのリセラー契約は国内初という。

 「VSM」は、1日あたりの書き込み量が500TB~1PBに至るような大規模環境にも対応可能なアーカイブシステム。サイトのアーカイブ容量によって月額/年額などで課金する仕組みを特徴としており、ノードやデータ領域の増加によって課金額が変わることはないという。

 VSMサーバー上の高速デバイスにメタデータとキャッシュデータ領域を確保することにより、高速なアーカイブおよび読み出しを実現。メタデータ領域1GBで100万ファイルに対応し、データがバックアップ済みかどうかを判別するスキャン作業についても、1000万ファイルを0.1秒以下で行える高速性を持つとのこと。

 また任意のポリシー設定により、自動的にアーカイブストレージへファイルを移動したり、レプリケーションを実行したりすることが可能。手動設定にも対応する。

 なおアーカイブ先は、HDDベースのアーカイブストレージ、オブジェクトストレージ、テープ装置、クラウドなどを自由に組み合わせて利用できるとのこと。

典型的な大規模システムの構成例