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マルエツがRPAを導入、交通費精算と会計入力を自動化し工数を約9割削減

 日本電気株式会社(NEC)は20日、スーパーマーケットチェーンを運営する株式会社マルエツがRPAソリューションを導入し、本部経理業務における交通費精算業務と会計システム入力業務の自動化を実現したと発表した。具体的には、本部において社員が申請した交通費を確認する業務や、会計システムへ登録する際に行う金融機関との照合といった一連の作業を自動化している。

 マルエツでは現在、店舗・本部業務の再設計を進めており、人の作業を代替可能な業務のRPA化を推進しているという。その同社が2018年4月~6月に実証を実施したところ、交通費精算業務と会計システム入力業務について、両業務合計で月間200時間掛かっていた時間を20時間に削減できたという。また会計システム入力業務では、複雑な作業のために発生していた社員教育の負担軽減も実現されたとのこと。