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OKIデータ、7年間無償保証を実現したA3カラーLEDプリンタ「COREFIDO EXシリーズ」3モデル

 株式会社沖データ(以下、OKIデータ)は19日、A3カラーLEDプリンタ「COREFIDO EXシリーズ」3モデルを発表した。業界初となる7年間無償保証、メンテナンス品7年間無償提供を実現しているとのことで、2月末から出荷を開始する。

 新モデルはいずれも、装置寿命7年/100万ページの高耐久設計となっており、購入日から7年以内に発生した故障について、無償で修理を受けられるほか、時期がくれば必ず交換しなくてはならないメンテナンス品(定期交換部品)についても、7年間無償で提供するという。OKIデータでは、これにより、長期化している基幹システム(サーバー)の運用と保守契約にあわせたプリンタの導入・運用を可能にするとアピールしている。

 また、多様な用途に対応できるよう、さまざまなサイズや紙厚の用紙、特殊用紙への印刷をサポートしたのも特長。食品スーパーやホームセンターなどのPOPやポスターで利用される「耐水紙」や、簡易包装で利用される「短冊のし」、調剤薬局などで用いられる「薬袋」といった媒体への出力を行え、オフィスから流通・小売、医療市場などでも利用が可能とした。

 さらに新規開発の定着器により、ウォームアップにかかる時間を従来機の約1/3に短縮して待ち時間を削減。TEC値は3割、最大消費電力も2割削減され、より省エネルギーでの利用が可能になったとした。

 ネットワークは有線LAN(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)および無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)に標準対応する。

 印刷速度は3モデル共通で、カラー/モノクロともに最大36枚/分。ラインアップには、解像度True1200dpiの「C844dnw」と、解像度最大600×1200dpiの「C835DNW」、増設トレイのセットモデル「C835DNWT」が用意される。価格(税別)はそれぞれ、24万8000円、17万8000円、20万8000円。

 OKIデータでは、耐水紙や薬袋などへの印刷に対応したことで、オフィス市場とインダストリー市場への戦略商品としてこれらの製品を位置付けており、国内A3カラープリンタ市場のシェア15%を目指すとしている。