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日立、企業のアジャイル開発の適用をトータルに支援する「アジャイル開発コンサルティングサービス」
2019年1月28日 12:27
株式会社日立製作所(以下、日立)は28日、アジャイルソフトウェア開発(以下、アジャイル開発)の専用スペースの提供から技術支援、体制整備などまでをトータルでサポートする「アジャイル開発コンサルティングサービス」を発表した。2月1日から提供を開始する。
日立では、2012年にアジャイル開発に特化した開発方法論を整備し、「HIPACE Agile Scrum Methodology」として、金融機関や公共、鉄道など、さまざまな分野の開発案件にアジャイル開発を適用してきた実績を持つ。また社内での開発プロジェクトでは、アジャイル手法の一つ「スクラム(Scrum)開発」を約200人の大規模体制で実践した事例もあるとのこと。
今回発表したサービスでは、このような日立が培った経験やノウハウを生かしており、PoCから本番サービスまで、社内外のさまざまなシステム開発においてアジャイル開発の適用を支援する、トータルサービスとして提供する。
具体的には、アジャイル開発を行うために必要となるプロジェクトルームと、日立の経験豊富な開発要員をセットで提供する「協創空間提供サービス」、日立の技術者が、顧客企業のアジャイル開発導入および定着を支援する「コーチングサービス」をラインアップした。
また、HIPACE Agile Scrum Methodologyをもとにしたアジャイル開発のノウハウを活用し、個々のプロジェクト向けに最適な開発方法論を提案する「メソドロジーコンサルティングサービス」も用意した。なおメソドロジーコンサルティングサービスでは、ITシステム全般にかかわる、企業の社内規約の整備や標準化に向けた取り組みも支援するとしている。
価格は、いずれのメニューも個別見積もり。