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アグレックス、Salesforceを利用した業界・業種特化型テンプレート「Incubate Block」

第1弾は食品業・消費財業向けに

 株式会社アグレックスは10日、業界・業種特化型テンプレート「Incubate Block」を開発し、セールスフォースのビジネスアプリケーションマーケットプレイス「AppExchange」上で提供開始すると発表した。第1弾として、食品業・消費財業向けの「Incubate Block for 食品・消費財」を用意する。

 Incubate Blockは、Salesforce Sales Cloudを日本独自の商流・文化に適用させるために研究・蓄積したナレッジ、コンポーネント群で構築された、業界・業種特化型テンプレート。第1弾として提供するIncubate Block for 食品・消費財は、食品業・消費財業の企業のフロント業務に特化しており、売り場写真をAIでカテゴライズする機能や、フェイス数を計算する機能などを搭載している。また分析機能では、AI(Einstein Vision)を用いて、埋もれがちな日々の大量の報告データ、写真データを分類し検索性を向上させるとした。

 ラインアップは、機能に応じて3つを用意する。

 エントリープランの「Basic Edition」では、スケジューラや日報、ダッシュボードといった機能を提供。次位の「Standard Edition」では、これらに加えて画像タグ付けと画像検索の機能を利用できる。

 また最上位の「Advanced Edition」では、両プランの機能に加え、企画担当者が営業担当に商談を一括割り当てできる「キャンペーン商談一括作成」、キャンペーン分析ダッシュボードなどを提供するとのこと。

 1ユーザーあたりの月額費用は、Basic Editionが1000円、Standard Editionが2000円、Advanced Editionが5000円で、それぞれ10万円、15万円、20万円の初期費用も必要となる。