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HOYAデジタルソリューションズ、AIを活用したクラウド型画像認識サービス

 HOYAデジタルソリューションズ株式会社は10日、AIと深層学習(ディープラーニング)技術を用いたクラウド型の画像認識サービス「Voyance Scouter」を提供開始すると発表した。

 Voyance Scouterは、画像認識に特化したAIサービス。画像に写っている物体が事前定義されたラベル(例えば、「はさみ」「ペン」「ステープラー」など)のどれかを判断する「画像分類」、画像に写っている物体すべてのラベルとその矩形位置を識別する「物体検出」のタスクを提供可能で、システムは画像認識の結果を基に、ニーズにあわせて設計・構築できるという。

 また「実験的にAI利用を試してみたい」場合でも、最低17枚の学習用画像データがあれば、最小構成のVoyance Scouterサイトを最短3日で公開し、画像認識の効果を体感できるようにしているとのこと。

 なお、Voyance Scouterは月額課金のクラウドサービスとして提供されるため、初期投資を抑えた形で画像認識のソリューションを利用できる点もメリットとしている。