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ネットアップとスタイルズ、コンテナ技術の課題を解決するホワイトペーパーを公開
2019年1月8日 17:34
ネットアップ合同会社と株式会社スタイルズは8日、コンテナ技術において複雑な運用を解決する環境を共同で構築し、ホワイトペーパーを公開した。
両社では、複雑かつ熟練した技術が必要だったコンテナ操作について、検証環境ではウェブ画面からの操作も可能にし、そこから生成されるデータを永続化するための環境を構築して検証。ホワイトペーパーでは、コンテナ運営に伴う大きな課題であった「難解な運用」「コンテナ環境のデータの永続化」を解決するための手法を提示している。
ネットアップでは、コンテナのデプロイ、スケール、管理を自動化する「Kubernetes」に、複数のストレージバックエンドを抽象化し、コンテナにストレージリソースをオンデマンドに提供する機構として「Trident」を提供している。Tridentの開発元であるネットアップが、プラグインの使い勝手と利用方法を詳細に解説することにより、Kubernetesでのストレージの利用を促進し、コンテナ環境のデータの永続化を解決するシステム環境の構築検証を実現した。
また、コンテナ運用を容易にする「Rancher」の日本パートナー第一号であるスタイルズがRancherのインストールを行い、ネットアップが構築した柔軟なストレージ活用環境を利用するための設定動作テストシナリオを作成することで、難解な運用を解決するための環境を構築することを可能にした。