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エクシード・ワン、オープンソースWebデータベース「Exment」の正式版を公開
2019年1月7日 13:15
株式会社エクシード・ワンは4日、オープンソースのWebデータベース「Exment」の正式版を提供開始すると発表した。
Exmentは、ファイルサーバーやExcelなどで行っていた情報管理をWeb化し、情報の一元化を行える製品で、見積書や請求書などの書類作成に利用したり、入力したデータをほかのユーザーと共有したりすることができる。
すでに利用中のExcelファイルをアップロードしてそのまま利用することも可能なほか、特定の業務に即したテンプレートも順次提供される予定で、現在は「契約・顧客管理」「プロジェクト・課題管理」「障害管理」など、IT企業に特化したテンプレートが用意されているとのこと。
動作するサーバー環境はPHP 7.1.3以上、MySQL 5.7以上、Laravel 5.6。エクシード・ワンでは、さくらインターネットやXserverのレンタルサーバー、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Oracle Cloudといったクラウドサービスでも動作確認を行ったとしている。
なお製品は、ユーザー企業が自らのサーバーなどに導入して利用するライセンス版と、エクシード・ワンがクラウドサービスとして提供するSaaS版の両形態で提供され、ライセンス版ではGPLライセンスの無償版、商用ライセンス版の2つが用意された。SaaS版の価格は年額1万8000円、商用ライセンス版の価格は30万円/サイト(ドメイン)。
また有償サポートとして、FAQ回答・メール問い合わせ対応などを行う「ベーシックサポート」、エンジニアが個別対応する「プレミアムサポート」も提供される。