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CTCS、Office 365での誤送信防止や自動暗号化などの機能を強化したクラウド型メールのセキュリティソリューションを提供開始

 CTCシステムマネジメント株式会社(以下、CTCS)は18日、Office 365をはじめとしたクラウド型グループウェアと連携し、誤送信防止や自動暗号化の機能を強化する、NTTテクノクロス株式会社のメールセキュリティソリューション「CipherCraft/Mail」の提供を開始した。

 CipherCraft/Mailは、Office 365やG Suiteなどのクラウド型グループウェアが提供するメールサービスと連携し、誤送信の防止と添付ファイルやメール本文の暗号化などを強化するメールセキュリティソリューション。

 メールを送信する際に、宛先アドレス、添付ファイルの内容、メール内にあらかじめ設定したキーワードの使用の有無などの再確認を促すことで、誤送信を防ぐ。重要なメールの場合のみ再確認を要する設定も可能で、確認作業の慣れに対する抑止効果も期待できる。

 また、ポリシー設定では、暗号化の対象や形式の選択、送付情報の種別に応じた上司の承認フローの追加、マイナンバーなどの個人情報を含む添付ファイルの検出と送付禁止などの機能を利用でき、自社のセキュリティやコンプライアンス、ガバナンスの要件に適合させてクラウドのメールサービスを利用することが可能になる。

 CTCSでは、メールシステム運用の実績を生かし、ポリシー作成の支援を含めた導入サービスや保守サポート、運用サービスを提供する。また、CTCSではOffice 365について、QA対応やリモートでの技術サポート、新規ユーザー登録、アクセス権の変更などの作業代行、定期レポートなどの運用サポートを提供しており、CipherCraft/Mailと合わせた運用サービスを提供する。

 サービスの価格は、100ユーザーあたり年額17万5000円(税別)から。CTCSでは、クラウドサービスを使って柔軟なワークスタイルを推進する企業を中心に、1年間で20社への提供を目指す。