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リコー、Web解析サービスを提供するWACULに出資

中堅・中小企業向けのWebサイト制作・活用支援するツールを共同開発

 株式会社リコーは12日、株式会社WCUL(ワカル)と資本業務提携を実施すると発表した。両社では今後、Webサイトの企画・制作・改善、および集客施策に関する提案を自動で行うツールを中堅・中小企業向けに共同開発し、パッケージ化して提供するという。

 WACULは、東京大学との共同研究などを通じて開発したAIを活用してWebサイトの解析を自動化し、その運用・改善を誰でも行える環境を提供している。一方、リコーは、これまで中小企業の売上拡大を支援するため、POP、チラシやダイレクトメールの社内製作、印刷の提案のほか、デジタルサイネージを活用した、顧客とのコミュニケーションの提案をしてきた。

 今回は両社が提携し、中堅・中小企業向けに、Webサイトの企画から制作、改善案の提供、顧客アプローチの提案までをワンストップでサポートするツールを共同開発するとのことで、これによって、中堅・中小企業の売上拡大を支援するとしている。