ニュース

ハンモックのFAX受注業務の支援ソフト、オープンテキストのFAXサービスと連携

 株式会社ハンモックは10日、FAX受注業務の支援ソフトウェア「AnyForm OCR」「AnyForm FAX CTI」が、オープンテキスト株式会社のFAXサービスと連携すると発表した。

 AnyForm OCRは、デザイナーツールを用いて取引先帳票を簡単にOCR設計できるOCRソフトウェア。帳票ごとにOCR項目を座標指定する従来方式に加えて、個別の帳票設計を不要にする、OCR処理したい項目(キーワード)を登録する方式を提供している。

 一方、AnyForm FAX CTIは、FAX受注業務のペーパーレス化や省力化を支援するソフトウェア。AnyForm OCRと併用することにより、FAX受信・返信、OCR処理を単一の帳票データベースで統合的に管理可能になるという。

 今回、オープンテキストのFAXサービスと両製品が連携することにより、連携するFAX環境を、オンプレミス型のFAXサーバー「RightFax」とクラウド型のFAXサービスの2つから、運用に合わせて選択できるようになった。

 FAXサービスでは、季節的な要因などにより一時的にFAX送受信量が増減する場合にも、FAX回線数の確保や業務フローの変更といった手間を削減できるので、AnyForm OCRを利用したデータ入力業務全体の業務コストを削減可能。またFAXサービスは、FAX送受信枚数に応じた月額費用で利用できるクラウドサービスのため、サーバーやPCといったハードウェアが不要で、初期費用を抑えた導入を可能にしているとのこと。

 AnyForm OCRの価格は、1システム200万円(税別)から。AnyForm FAX CTIの価格は、1システム155万円(税別)から。