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レック・テクノロジー、VMware NSXの導入支援サービスを提供

 レック・テクノロジー・コンサルティング株式会社(以下、レック・テクノロジー)は27日、ヴイエムウェアのネットワーク仮想化ソリューション「VMware NSX Data Center for vSphere」(以下、VMware NSX)の導入支援サービスを、12月より提供すると発表した。

 VMware NSXは、スイッチ、ルータ、ファイアウォール、ロードバランサーなどのネットワークコンポーネントをソフトウェアで提供するSDNソフトウェア。ネットワークの仮想化により導入や運用の柔軟性を向上させるのみならず、仮想マシンのNIC単位で実装される分散ファイアウォール機能を利用したマイクロセグメンテーション、Active Directoryと連携するIdentityファイアウォールなど、セキュリティの強化に利用できる機能も備えており、近年、注目が高まっている製品の1つだという。

 しかし、導入の準備や作業、導入後の新たな運用面に不安を感じるなど、導入前後のトータルなサポートが望まれているとのこと。そこでレック・テクノロジーでは、これまで提供してきた、ネットワーク、仮想サーバーインフラ、データベースなどに関する導入サービスの経験を生かし、VMware NSXの導入支援サービスを展開する。

 サービスメニューとしては、VMware NSXの導入に伴う設計・構築サービスだけでなく、現行vSphere環境においてVMware NSX導入の適応性を診断するアセスメントサービス、遠隔運用サービスなどもラインアップするとのこと。

 また、同社のVMware vSphereおよびストレージ仮想化製品「VMware vSAN」の導入支援チームと連携し、ワンストップでVMware SDDC(Software Defined Datacenter)アーキテクチャの導入を積極的に支援するとしている。

 価格は、SDNソリューション導入支援サービスの標準費用で170万円から。レック・テクノロジーでは、初年度20システムの販売を目指す。