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クラウドRPA「BizteX cobit」が外部連携用APIを公開、開発者向けサイトを開設

 クラウドRPA「BizteX cobit」を提供するBizteX株式会社は20日、開発者向けサイト「BizteX cobit for developers」を開設し、BizteX cobitのAPIの公開を開始した。

 BizteX cobitは、定型的・反復的な事務作業の手順を記憶させ、人間の代わりに仕事をするRPA(Robotic Process Automation)ツール。クラウドを通じて提供されるためインストールが必要なく、ウェブブラウザーから簡単にロボットの作成が可能。プログラミング知識がなくても直感的に操作できるよう、UIデザインにこだわって開発されている。

 BizteXでは、今回のAPI公開により、顧客情報登録後にロボットをAPIで実行し、自動で他のシステムへの転記をすることや、ロボット実行完了などのイベントを監視し、他のシステムへの通知などを行うことなどがが可能になったと説明。

 株式会社キャスターの利用例では、同社が展開するオンラインアシスタントサービスにおいて、スマートフォンサイト経由でクライアントから「会食手配サービス」の依頼が入ると、BizteX cobitをAPIで実行してサイトクローリングを行い、実行結果をデータ入力して完了をWebhookで通知するといった方法で活用しているという。

 BizteXでは、今回のAPI公開により、異なるサービス間のデータ連携を効率良くつなぐことを可能にするとともに、さらなる操作性と利便性の向上を目指すとしている。