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TIS、BizteXと販売代理店契約を締結 iPaaS「BizteX Connect」とデスクトップRPA「robop」を提供

顧客企業の業務自動化・効率化の推進を図る

 TIS株式会社とBizteX株式会社は22日、BizteXのiPaaS「BizteX Connect」とデスクトップRPA「robop」に関して、販売代理店契約を締結したと発表した。

 TISとBizteXは2018年に、クラウドRPAサービス「BizteX cobit」の販売代理店契約を締結しているほか、2020年にはiPaaS領域の事業拡大を見据えてTISより出資を行い、相互の連携を強化してきた。今回はさらに、顧客企業の業務自動化・効率化に向けたサービス提供や両社サービス連携による共同サービスの創出を図るため、BizteX Connectとrobopとの販売代理店契約を締結したという。

 今回の契約締結により両社は、業務自動化・効率化を課題とする企業へBizteX Connectとrobopを提供し、企業の業務自動化のさらなる加速を図る。また、TISの提供するAI-OCRやチャットボット「DialogPlay」等のサービスとBizteXのサービスを組み合わせ、共同サービスの企画・開発も推進するとした。

 なおTISでは、販売代理店契約締結にあわせ、自社業務の自動化・効率化と導入・活用ノウハウの蓄積を目的として、BizteX Connectとrobopの自社導入も決定している。

 このうちBizteX Connectには、すでに多様なツールとの連携コネクタが存在しており、TISが社内利用している営業支援ツール「Senses」と、ビジネスアプリケーション作成ツール「Microsoft PowerApps」との連携がスムーズなことから、採用に至ったとのこと。一方で、社内基幹システムやBIツールからのユーザーマスタ取得など、複数の業務とシステムをつなぐ役割として、実務の担当者自身が直感的に操作できることからrobopを選定したとしている。