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CTC、AIを活用した新規ビジネス創出や業務改善の支援プログラムを提供

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は16日、AIを活用した新規ビジネス創出や業務改善の円滑なスタートを支援する、AI活用支援プログラムを開始すると発表した。

 プログラムは、AIに関する基礎知識を学ぶ講座とAIを活用するテーマの創出を目的としたワークショップを組み合わせた1日研修コース「AI Business Academy」と、AI活用の課題整理や活用方針の策定などを支援する1カ月間のコンサルティングサービス「AI活用ナビゲーション」から構成される。

 AI Business Academyは、AIを活用した新規ビジネス創出や業務改善を、顧客主導で実現するもの。講座とワークショップを組み合わせた最大30人の集合型研修を1日コースで開催。講座形式で、AIを取り巻く市場の動向、AI概論、導入事例、AI導入時のよくある失敗例などについて学んだ後、ワークショップ形式で、自社の課題の洗い出しから実際にビジネスや業務改善の企画・発表までを行う。

 業務をよく知る社員自らが自社のビジネスを題材に実践的な検討方法を体験することで、研修終了後も新規サービスの開発や業務改善の発案を継続することが可能になるとしている。

 AI活用ナビゲーションは、課題の整理やAI活用方針の策定などを支援するコンサルティングサービス。実施期間は1カ月で、合計5回のミーティングを通じて提供する。

 既にAI適用の具体的なテーマがあるケースでは、対象データの現状分析と改善方法に関するディスカッションを行い、改善ポイントの提示や代替策の推奨などを行う。AI活用のテーマ設定から検討するケースでは、課題の明確化によるテーマの抽出から、適した技術・製品に関する情報提供、実際に活用するデータの確認、活用方針の策定までを行う。

 各メニューの価格(税別)は、AI Business Academyが120万円、AI活用ナビゲーションが50万円から。CTCでは、2つのメニューを合わせて3年間で50社への提供を目指す。