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イントラマート、デジタル技術で顧客のDXを支援するソリューションサービス「intra-mart BIORA」

 株式会社NTTデータ イントラマート(イントラマート)は18日、業務改善プラットフォーム「intra-mart」と連携するIoT、OCR、RPA、AIなどのデジタル技術を「intra-mart BIORA」としてブランド化すると発表した。顧客企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)をシームレスかつ迅速に実現するソリューションサービスとして提供する。

 intra-martは、企業全体の業務プロセスの可視化・効率化と高い業務生産性を実現するBPM/ワークフローを強みとしており、社内・顧客・サプライヤーまでの業務を一気通貫でつなぐ基盤「業務改善プラットフォーム」として多くの企業に導入されてきた。また、この業務プロセスにRPAやIoT、AIなどのデジタル技術を連携させることで、さらなる業務オペレーションの自動化を実現している事例とノウハウを多く有するとのこと。

 今回は、こうしたノウハウを集約し汎用的なソリューションとすることで、事前に検証済のデジタル技術を顧客企業の業務プロセスへ迅速に導入可能なソリューションサービスとして、intra-mart BIORAをサービス化している。

 intra-mart BIORAでは、全部で4つのメニューを提供するが、そのうちの「IM-IoT」は、センサーや各デバイスから取得したIoTデータを可視化・分析し、業務プロセスやアプリケーションとの柔軟な連携を可能にするIoT基盤。分析したあらゆるデータを業務プロセスとつないで有効活用することで、さまざまな業務の利便性・生産性を高められるという。

 2つ目の「IM-AI」は、デジタルデータを高度に解析しリコメンドするなど、インテリジェントシステムを構築するためのAI基盤。AI技術を業務プロセスに組み込むことで、業務全体のパフォーマンスを高められるとした。

 3つ目の「IM-OCR」は、従来の紙帳票をデジタル化して業務プロセスに取り込む機能。IM-AIとの組み合わせにより、手書きや印刷された文字を高い認識精度で業務プロセスに取り込め、アナログ業務を一気にデジタル化できるとしている。

 最後の「IM-RPA」では、個人のルーティン業務を自動化するRPAと、複数システムを跨る複雑な業務プロセスを可視化・効率化するBPM/ワークフローを組み合わせ、業務全般の自動化・生産性向上を実現する。

 なおイントラマートでは、これらのデジタル技術を柔軟に組み合わせながら、従来の業務プロセスのさらなるデジタル化・自動化を実現し、顧客の競争優位性確立に貢献するとアピールしている。