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キヤノンMJ、スクリーン上にカーソルを表示させるレーザーレスのプレゼンテーションツール「PR1-HY」「PR3」

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は、液晶モニターやスクリーン上にカーソルを表示させてポインティングする、レーザーレスのプレゼンテーションツール「PR1-HY」「PR3」を10月19日に発売する。価格はオープン。

 PR1-HYとPR3は、専用のUSBレシーバーをPCとワイヤレス接続することで、スライドショー操作や画面上にカーソルを表示できるプレゼンテーションツール。レーザーポインターでは光が吸収されて見づらかった液晶モニターでもポインティング箇所が見やすくなり、複数のスクリーンに投影する場合や遠隔地とのテレビ会議などでも、ポインティング箇所をすべての画面に表示させられる。

 カーソルは、形状・大きさ・色を変更でき、さらに写真やイラストなどの画像を使ったオリジナルアイコンを作成して使うことが可能。細かな図表やクローズアップしたい部分を拡大させる機能も搭載する。

 対応OSは、Windows 10/8.1/8/7およびMac OS X 10.11/10.10、macOS 10.13/10.12。対応ソフトウェアは、PowerPoint 2016/2013/2010、Adobe Reader DC/2017 for Windows、PowerPoint for Mac 2016、Keynote 6.5~8.1、Macプレビュー 4.2~10.0、Googleスライド、Prezi。ワイヤレス操作範囲は最大20メートル。

PR1-HY
PR3

 上位機種のPR1-HYは、カーソルによるプレゼンター機能に加え、グリーンレーザー光によるレーザー機能を搭載したハイブリッドモデルで、スイッチ1つでモードを切り替えられる。レーザー光の出力方式には緑色レーザーダイオードを直接発光させる「ダイレクトグリーン」を採用し、レーザー出力の安定性が高く消費電力が少なく済むため、実使用環境において約35時間の連続使用が可能となる。電源は単4形乾電池2本で、本体サイズは125×32×25mm。重量は63g(電池を含む)。

 PR3は、軽量・スリムなボディーにプレゼンター機能を搭載したスタンダードモデル。リチウムイオン充電池を採用し、1分間の充電で約3時間分の動作が可能な高速充電に対応する。本体サイズは134×32×12mm。重量は40.5g(内蔵バッテリー含む)。