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フリービット、クラウド型仮想デスクトップサービス「freebit cloud X-DaaS」を発表

 フリービット株式会社は19日、クラウド型仮想デスクトップサービス「freebit cloud X-DaaS」の提供を開始した。

 freebit cloud X-DaaSは、オールフラッシュ高速ストレージ「PURESTORAGE」と、仮想デスクトップとアプリケーションのプラットフォーム「VMware Horizon」、UTMファイアウォール「Fortigate」を活用し、企業のデスクトップ利用に加え、開発環境や教育現場などの幅広い用途に活用できる仮想デスクトップ環境を提供するサービス。

 従来の仮想デスクトップサービスの多くが、最低デスクトップ数のコミット(50台など)を前提に、vCPU/メモリ/HDDのモデルを何台購入するかを検討するサービス設計となっているのに対し、freebit cloud X-DaaSでは「リソースプール」というデスクトップ用リソースを提供することで、用途に合わせて好きなスペックのデスクトップモデルを好きな数だけ自由に割り当てることが可能なサービス設計を実現した。

 また、デスクトップ構成(スペックや台数)の変更についても、オンプレミスのVDI環境の構築や追加契約の必要なく、フレキシブルかつ迅速に対応することが可能で、自然災害やパンデミックなどの緊急事態に備えるBCP対策としても活用できる。

 サービスは、「フリービットクラウドVDC」「IoT Platform」「ハウジングサービス」を提供しているインフラバックボーンを活用。標準搭載のFortigateを活用したIPsec VPNや、ハウジングサービスを活用した高速L2連携や顧客閉域網との連携、フリービットクラウドVDCやAmazon Web Services(AWS)への閉域アクセス連携など、多様なネットワーク連携を実現する。