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ヤマサ醤油、SAP S/4HANAとCTCのCUVICmc2で基幹系システムを刷新へ

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は14日、ヤマサ醤油株式会社が、基幹系特化型クラウドサービス「CUVICmc2」を採用すると発表した。

 醤油をはじめとした調味料の製造・販売をしているヤマサ醤油では、製造過程で培ったバイオテクノロジーの技術を発展させ、医薬品や化成品、診断薬などを手掛けるなど、ビジネスの多角化を進めている。今回は、そうしたビジネスが拡大・多様化するなかで、意思決定をさらに迅速化するため基幹系システムの刷新を決断。SAPジャパンのERP「SAP S/4HANA」と、その基板としてCTCのCUVICmc2を採用した。

 CUVICmc2は、基幹系システムに特化したIaaS型のクラウドサービスで、パフォーマンスに対する保証、高いセキュリティ、実使用量に応じた従量課金が特徴。ヤマサ醤油はCUVICmc2の採用によってITインフラの効率化を図り、運用コストの削減と業務負荷の軽減効果を見込んでいるという。

 なお同社は、2020年1月から、CUVICmc2を基盤として利用する新基幹系システムを運用開始する予定としている。