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富士通コネクテッドテクノロジーズ、IoT製品開発支援サービスを提供 Android ThingsやGoogleクラウドなどを活用

 富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社(以下、FCNT)は14日、Android Thingsなどを活用したIoT製品開発支援サービスを提供開始すると発表した。

 FCNTが今回提供するのは、IoTサービス全体での連携が容易で、かつ親和性の高いAndroid ThingsおよびGoogle Cloud PlatformをベースとしたIoT製品開発支援サービス。同社が保有する100以上の技術情報ドキュメントに加え、さまざまなAndroid製品開発で培ったノウハウを生かしているとのことで、開発環境の構築から設計・製造・試験・保守までを網羅しているという。

 具体的なメニューは以下の通り。

開発サポート

企業が実施しているソフトウェア開発に対し、技術情報の提供、Q&A対応、システム設計のコンサルティングなどのサポートサービスを提供。

端末パッケージ提供

IoTデバイスにおける周辺デバイス制御(カメラ、センサー、GPSなど)、AI処理(人認識、顔認識)に必要なライブラリを提供。

クラウドパッケージ提供

画像認識結果の可視化や音声のテキスト化(10月以降提供予定)を行うクラウド上の機能を提供。

 これらの特徴は、AI、クラウド、Android ThingsといったGoogleのIoTプラットフォームを利用してIoT製品のソフトウェア開発をサポートするため、そのリソースを最大限活用できる点。Googleのクラウドを利用することで、強力なインフラを活用したサービスを低コストで開発・運用可能なほか、Androidの開発環境やAndroid API、Googleサービスを利用した、低コストでのソフトウェア開発を行えるという。

 またTensorFlowを利用し、IoTデバイスでも動作するAIを簡単に組み込むことが可能。OSのセキュリティパッチがネットワーク経由で提供されるので、高いセキュリティを常に保てる点もメリットとして挙げている。