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米Cisco、AIや機械学習のためのサーバー「Cisco UCS C480 ML」を発表
2018年9月12日 15:41
米Cisco Systems(以下、Cisco)は10日、AIや機械学習(マシンラーニング:ML)のワークロードを対象としたサーバー製品「Cisco Unified Computing System(UCS) C480 ML」(以下、C480 ML)を発表した。ラック型サーバーの「Cisco UCS C480 ML M5」がラインアップされる。
C480 MLは、NVIDIA V100 GPUを高密度に搭載でき、機械学習ソフトウェアを高速化するよう設計されたサーバー。Ciscoではテクノロジーパートナー各社と協力し、現在人気のある機械学習ツールの多くを検証し、導入を簡素化してインサイトを得るまでの期間を短縮できるよう、ユーザーを支援していくという。
基本設計はこれまでのCisco UCSサーバーと同様のため、IT部門は自社環境へ、容易に最新テクノロジーを追加可能。Cisco UCS ManagerやCisco IMCによる管理に加え、クラウドベースのシステム管理ソリューションのCisco Intersightも簡単に利用できる。
さらに、Ciscoの検証済み設計ガイドを利用すれば、AIやMLのソフトウェアスタックが複雑化することを避けられるため、IT部門は安心してAIやML向けのプラットフォームを全社規模で導入できるとアピールしている。
また、DevNet AI デベロッパーセンターで、データサイエンティストや開発者が次世代のアプリケーションを創造するためのツールやリソースも提供するとのこと。
なおC480 MLは、Ciscoサービスによる広範なAIおよびMLサポート機能とあわせ、2018年第4四半期中に提供開始となる予定。