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クラウド型MDM「BizMobile Go!」、汎用端末の業務専用端末化を容易に実現する機能強化を実施

 BizMobile株式会社は10日、自社が提供するクラウド型モバイルデバイス管理(MDM)サービス「BizMobile Go!」において、スマートフォンなどの汎用端末を業務専用端末化するための設定方式を改善したと発表した。以前よりも簡単に業務専用端末化を実現できるという。

 BizMobileによると、専用端末は耐久性が高いものの、生産台数が少ないため高価になる場合が多いほか、ハードウェアやOS、ソフトウェアの継続的な供給が難しいといった課題があるという。

 一方、汎用端末は継続的な供給が見込め、かつ生産台数も多いため比較的安価に導入できるため、業務で利用する端末を専用端末から汎用端末へ切り替えたいというニーズが存在している。しかしながら、汎用端末を簡単に専用端末化する方法がなく、キッティング業者に外注して専用端末を行っても大幅なコスト増になるため、採用を断念している企業が多かったとのこと。

 自社で業務端末化を行えない阻害要因としては、例えばiOSの場合、iPhone(42個)やiPad(32個)にプリインストールされている不要なアプリ・アイコンを削除(非表示に)できない、Apple Configuratorに接続しないと必要な一部設定ができないためMDMを利用した遠隔からの設定が不可能、といったものがあるという。

 これに対してBizMobile Go!では今回、管理画面から項目を選んでいくだけで、MDM管理下にある端末の専用端末化を一斉に行えるよう機能改善を実施した。これにより、外注での専用端末化が必要なくなり、企業での運用・コスト負担を大きく軽減できるとのことだ。

iOS端末ホーム画面設定後イメージ
専用端末設定画面イメージ