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NTTテクノクロス、AIでソフト資産管理を支援する「iTAssetEye」新版

 NTTテクノクロス株式会社は、ソフトウェア資産管理を支援するソフトウェア「iTAssetEye(アイティ・アセット・アイ)」の新版を、11月より提供開始すると発表した。AIを利用した機能強化を行っているという。

 iTAssetEyeは、管理台帳およびライフサイクルといった機能と、インベントリツールとを連携させ、ソフトウェアライセンスの適正利用やライセンス監査対応を支援するソフトウェア。

 ソフトウェア資産管理において、インベントリ情報から毎日収集されたソフトウェアの中に未知のものがあった場合、従来はその名称を、収録数約14万件のソフトウェア辞書から管理者自身で特定する必要があった。今回はこの作業にAIが導入され、ソフトウェア辞書の中から候補となるソフトウェア名を推薦する仕組みを搭載したことで、名称特定の手間を軽減するという。

 また、ライセンスを正しく管理するうえでは、ソフトウェアだけではなく、その動作環境となるハードウェアの管理も重要になる。iTAssetEyeは、以前からソフトウェアのライセンス違反リスクを検知するアラート機能を提供していたが、今回は新たにハードウェアの「リースレンタル期限」や「保守期限」などのアラートを追加した。これにより、ハードウェアに関する契約漏れといったリスクを低減し、サーバー管理者の負担を軽減するとしている。

 価格は、年間60万円から。