ニュース

レック・テクノロジー、Oracle DB最新版への移行を効率化する「Re:Database RAT技術支援サービス」を提供

 レック・テクノロジー・コンサルティング株式会社(以下、レック・テクノロジー)は27日、Oracle Database(DB)の最新バージョンのスムースな移行を実現するサービス「Re:Database RAT技術支援サービス」を9月に提供開始すると発表した。

 レック・テクノロジーでは、Oracle DBの最新バージョンへのアップグレードとクラウド環境への移行のニーズが高まる中、移行作業の相談や依頼が増えていると説明。特に、初期モデルExadataや11g R2のサポート終了への対応のために、ユーザーがOracle DBの移行をするタイミングとなり、ニーズが高まっているとしている。

 こうした状況を受け、Oracle DBの移行において懸念される性能とSQL互換性の確認作業を効率化する「Oracle Real Application Testing(以下、Oracle RAT)」を活用するとともに、レック・テクノロジーのOracle DBに関する豊富な経験を活かして、Oracle DB RAT技術支援サービスを新たに提供。短時間で効率的にアップグレードを実現する。

 支援サービスでは、ユーザーが必要とする技術領域に限定した支援が可能。RATを利用するDB環境の整備、既存DBに与える負荷を考慮したテスト実施の支援、RATを使ったSQL互換性テストの実績、Engineered SystemやOracle DBアップグレード、チューニングの豊富な実績に基づくOracle DB全体に関するコンサルティングサービスとプロフェッショナルサービスの提供を行う。

 価格は、テスト環境にOracle Cloudを利用したSQL互換性テストのコンサルティングが200万円から。レック・テクノロジーでは、初年度30システムの販売を目標とする。