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ビープラッツ、サブスクリプションビジネスのための統合プラットフォームを強化

IoT向けSIMへの対応やワークフロー機能の追加などを実施

 ビープラッツ株式会社は22日、サブスクリプションビジネスのための統合プラットフォーム「Bplats Platform Edition」(以下、Bplats)の新版として、「同 バージョン2.0」を同日より販売開始すると発表した。

 Bplatsは、さまざまなサブスクリプション型サービスの販売から管理までを一貫して行える、サブスクリプションビジネスの統合プラットフォームサービス。直販型で従量課金ビジネスに参入することも、“つながる”機能を使って、パートナーを含む大規模な従量取引のエコシステムを実現することもできる。

 販売開始以来、特にIoTに取り組む大手メーカー、クラウドベンダーなどを中心に導入されてきたとのことで、今回はIoT向けSIMへの対応、ワークフロー機能の追加などの機能向上を実施した。

 IoT向けSIMでは、1つのSIMカードごとのデータ通信料金が月額数十円~数百円といった少額のサービスが中心となっているため、営業担当者が見積もりや受注を行う従来のモデルでは、営業コストや管理コストなどの面で対応が難しくなっているという。また、利用した分だけの日割り請求や解約などを、大量に購入したSIMカードの1枚単位で管理したいといったニーズも発生しているとのこと。

 そこで今回は、発注や契約単位のまとまった数での対応だけでなく、SIMカード1枚ごとなどの細かな単位で、申し込みや解約管理、従量による料金請求管理を行えるようにしている。

 2つ目のワークフロー機能では、社内部門や役職に応じた、権限による業務の定義を実現。注文プロセス、仕入れプロセス、といったプロセスごとに、部門やプロセスフローを分けることが可能な「承認プロセス機能」などを、標準オプションメニューとして提供開始する。

 Bplatsのプランは、事業モデルに応じて5つの基本プランが提供されており、最小構成のライト版は、基本費用が月額9万8000円から。別途、初期費用100万円が必要となる。