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ビープラッツ、社内で利用するSaaSやサブスク型ツールを一括管理できるクラウドサービス「サブかん」

 ビープラッツ株式会社は、SaaS/サブスクリプション(サブスク)型ツールの社内外手配業務をオンライン化し、個々の従業員の利用サービスを一元管理するクラウドサービス「サブかん」を10月28日より提供開始すると発表した。

 「サブかん」は、SaaS/サブスク型ツールの手配と管理をオンライン化し、部署や従業員に割り当てているサブスク契約を一元管理するサービス。外部業者への手配発注業務の自動化機能も備えており、こうした「SaaS/サブスク型サービスの手配と管理を簡単にする」ためのサービスとして位置付けられている。

 商品やサービスごとに管理ファイルが分かれていたり、管理方法が異なったりしていると、従業員の異動に伴って行われるサービスの手配が煩雑になるほか、手配漏れなどのトラブルにもつながるが、「サブかん」では、商品やサービスからの管理と、部署や従業員といった利用者目線での管理との両方を実現するとのこと。

 このうちシステム管理者向けの管理機能では、目に見える“モノ”の管理と、アカウントごとに振り出されるWebサービスなどの契約管理に対応。社内の利用部署からの「社内ポータル」を活用したオンライン利用申請に対応し、社内のサブスク資産を割り当てたり、外部の事業者向けに手配発注を行ったりすることで、社内のサブスク資産の管理を一元化できる。

 これにより、「どの部署の」「どの従業員が」「どのサービスを利用している」といったことを一元管理できるという。

 一方で利用部署の責任者向けには、独自の「社内ポータル」を提供。自部署の従業員に必要なサブスク資産の手配申請を社内ポータルから行え、利用申請書や稟議(りんぎ)書なども作成可能となっている。

 また、毎月自動で生成される利用部署単位での経費レポートを、利用部署内の経費管理に活用したり、利用部署に所属する個々の従業員に、どのサブスク資産が割り当てられているのかを確認したりすることも可能だ。

 さらに、利用部署に所属する従業員には、マイページ機能である「サブぱす」を提供。従業員はいつでも、サブぱすを通じてサブスク資産情報を確認することができる。

 なお、従業員にひも付くサービスの外部業者への発注、変更、解約に伴う作業は、異動が集中する時期には煩雑化し、作業量が膨大になってしまうが、「サブかん」では、あらかじめ条件に合意した外部業者への発注手配業務を、「サブかん」からオンライン化することが可能。発注権限や承認のプロセスなども設定できるため、作業の大幅な効率化に寄与するとしている。当初はMicrosoft 365に対応し、対応するサービスを順次拡大していく予定だ。

 価格は、1利用者IDあたり月額300円(税別)で、10IDから利用できる。

 ビープラッツでは、10月28日の15時より、新製品発表セミナー「社内のサブスク手配と管理を簡単に!ーサブかんー」をオンラインにて開催する。参加費用は無料(事前登録制)。