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RPAテクノロジーズとパソナテック、RPAクラウドサービス上でデジタルレイバーを提供

第1弾は人事労務、会計監査分野向け

 RPAテクノロジーズ株式会社は22日、株式会社パソナテックと協業し、自社のRPAクラウドサービス「BizRobo! DX Cloud」において、人事労務分野の業務が可能なデジタルレイバーを提供すると発表した。提供開始は10月の予定。

 BizRobo! DX Cloudは、RPAの運用に必要なソフトウェア、インフラを一括して提供するクラウドサービス。RPAテクノロジーズとパソナテックでは両社の知見を生かし、BizRobo! DX Cloud内において、さまざまな業務を学習し実務能力が備わったデジタルレイバーをRPAソリューションとして提供するという。

 第1弾としては、人事労務分野のペイロール業務や、会計監査部門の業務を代行できるRPAソリューションを用意した。これらを利用することにより、定型業務の多い人事労務や会計・監査において、生産性の向上を実現できるとした。

 あわせて、RPAに習熟する人材の育成および派遣を行い、RPAソリューションの導入から運用・保守までをトータルにサポートするとのこと。

 両社では今回のソリューションを、企業の人事労務・会計部門、会計事務所・社労士事務所などへ展開するとしている。

 また今後も、業界・業種のニーズに応じ、ルール化が可能な業務や繰り返しの処理が多い業務を自動化できるRPAソリューションを、順次開発していくとのことだ。