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プルーフポイント、メールセキュリティ対策にフィッシング攻撃の模擬訓練を組み合わせたソリューションを提供

 日本プルーフポイント株式会社(以下、プルーフポイント)は25日、新たなメールセキュリティ対策ソリューションとして、攻撃対象となり得る人にフォーカスした新たなアプローチによる「People-Centric Security脅威対策ソリューション」の提供を開始した。

 People-Centric Security脅威対策ソリューションは、プルーフポイントが従来から持つメールセキュリティソリューションに、従業員などメール利用者に対するフィッシングシミュレーションとトレーニングを備えた「Phishing Simulation and Security Awareness」を組み合わせて提供するもの。

 Phishing Simulation and Security Awarenessを構成する製品のうち、「CyberStrength」は、重要なサイバーセキュリティトピックに関する従業員の理解のベースラインを確立し、脆弱な領域の特定を可能にする。

 各種トレーニングモジュールとしては、ゲーミフィケーションを活用した約30種類のモジュールからなる対話型トレーニングを用意。従業員が実際に遭遇する可能性のあるリスクを理解し、回避する具体的な方法を身に付けられるようにする。

 また、実際に検出されたフィッシング攻撃を使用して、添付ファイル型、埋め込みリンク型、個人情報要求型を含むシミュレーションを作成する「ThreatSim」も含まれ、シミュレートされた攻撃キャンペーンは、日本語を含む30以上の言語で提供される。

 さらに、脅威に関する主要な情報を提供する「PhishAlarm Analyzer」や、フィッシング詐欺メールやその他の不審なメッセージをセキュリティおよびインシデント対応チームにワンクリックで報告できるレポーティングツール「PhishAlarm」を提供する。

 Phishing Simulation and Security Awarenessの提供形態はクラウド方式で、ニーズに合わせて3種類のパッケージで提供する。