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富士通クラウドテクノロジーズ、ITエンジニアの勉強会に会場を無償提供する取り組み「NIFcLounge」を開始

 富士通クラウドテクノロジーズ株式会社は25日、ITエンジニアやクリエイターによる勉強会の会場として、同社セミナールームを無償提供する取り組み「NIFcLounge(ニフクラウンジ)」を開始した。

 富士通クラウドテクノロジーズでは、ITエンジニアやクリエイターによる自主的な勉強会やハンズオンイベントが日々開催されているが、勉強会の主催者にとっては会場やネットワーク設備の調達が慢性的な課題となっていると説明。

 同社は7月に本社を移転し、顧客やパートナー企業との共創をより一層加速するために、オープンエリアやセミナールームを拡充している。こうしたオフィス環境を活用して、社内外のエンジニアやクリエイターのコミュニティを支援し、IT業界全体の活性化に寄与するための取り組みとしてNIFcLoungeを開始した。

 NIFcLoungeは、ITエンジニアやクリエイターが技術力向上などを目的として開催する勉強会を対象に、セミナールームを無償で貸し出す。勉強会後、そのまま懇親会場としての利用もできる。なお、1)営利目的のイベント、2)勉強会の参加費を徴収するイベント(懇親会費は除く)、3)特定の団体への勧誘や資金調達を目的としたイベント、4)ITとかけ離れた領域を対象とした勉強会――については対象外としている。

 会場は、東京都中央区銀座の富士通クラウドテクノロジーズ2階セミナールームで、最大200名まで収容可能。設備としてプロジェクター(HDMI対応可)、無線マイク、無線LANも利用できる。提供時間は平日の18時~22時(休日の開催については問い合わせ)。利用申請は専用のフォームから。

7月24日に「NIFcLounge」を活用して開催された勉強会「GitLab Meetup Tokyo #9: Auto DevOps GA 記念」の様子