ニュース

キーポート、システナ、レノボ、ThinkSystemサーバーと「Matomo」による大規模ウェブサイトのログ高速解析ソリューションを提供

 株式会社キーポート・ソリューションズ(以下、キーポート)と株式会社システナ、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社(以下、レノボ)の3社は18日、レノボのサーバー製品シリーズ「Lenovo ThinkSystem」で稼働するオープンソースのアクセス解析ツール「Matomo」と、キーポートが提供するMatomoサポートサービスを組み合わせ、大規模ウェブサーバーログの高速解析ソリューションの販売、提供に向けた協業を開始した。

 3社では、ウェブサーバーログの肥大化などの課題に対応すべく、Lenovoのサーバー製品「Lenovo ThinkSystem」上でMatomoの動作検証を実施。大規模ウェブサーバーログのインポート、アクセス解析ツールの操作で大幅な高速化が見込める結果を得たとして、検証結果を元に、ソリューションをレノボの推奨構成「太鼓判シリーズ」としてウェブで公開する。

 キーポートは、金融業界向けのシステム開発およびサーバーインストール型アクセス解析ツールの初期導入/運用設計支援、活用トレーニングなどサポートサービスを提供してきており、こうしたノウハウとレノボのサーバー製品を組み合わせたソリューションを提供することで、大規模かつ複数ウェブサイトを保有する顧客に対して、高速かつ効率的なアクセス解析ツールの運用を支援する。

 システナは、ICTプロダクトの販売およびシステムインテグレーション、AI・自動化などのシステム開発を中心に、システムの企画、開発、導入、サポートまでのトータルソリューションの提供を強みとして、ソリューションから派生するインフラ導入や、AIによるアクセスログの自動解析、アクセスログを更に活用するための他業務系システムとのデータ連携、BIツールによる可視化などにより顧客のデータ活用を支援する。

 3社は今後、今回のソリューション提案活動強化にむけ、セミナー開催などのマーケティング活動および実際の提案・営業活動を共同で展開し、ソリューションの拡販を進めていくとしている。