安川情報グループ、ITシステムの社内定着を支援するサービスを10月提供開始

　安川情報システム株式会社は12日、子会社の株式会社安川情報九州と共同で10月に開設するITカスタマサービスセンター「Smart Service AQUA」から、ITシステムの社内定着を支援するサービスを提供すると発表した。

　安川情報システムでは、企業では業務効率化のためITシステムの導入が進められているが、ITシステムは導入したものの、なかなか社内に定着しない（活用されるまでに時間がかかる）、活用されないまま使われなくなったシステムが過去にある、導入効果をきちんと把握できないまま使い続けているといった問題がよく聞かれると説明。

　そこで、安川情報グループでは、システムの定着・活用に必要な環境づくりを支援する「ユーザ定着化支援サービス」、導入・運用をサポートし、導入効果発揮を支援する「カスタマサポートサービス」、SAPコンサルタントによるシステム運用で、導入効果発揮を支援する「SAPプロフェッショナルサービス」の3つのサービスを、新しいITカスタマサービスセンターのSmart Service AQUAから提供する。

　カスタマサポートサービスとSAPプロフェッショナルサービスについては、オプションでプレミアムサービスの追加が可能。対象サービスを顧客専用エリア・専従要員・専用回線を揃えた環境から提供することで、さらに高いセキュリティを実現する。

　安川情報グループでは、Smart Service AQUAを設立し、これまで各部門に散らばっていたサポート要員を集結することで、運用ノウハウを集結・蓄積し、顧客への効率的で効果的な支援に生かしていくとしている。