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キヤノンITS、クラウド型メールアーカイブサービス「GUARDIANWALL メールアーカイブサービス」を提供

さまざまなメール環境にアーカイブ機能をアドオン可能

 キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は12日、クラウド型メールセキュリティサービス「GUARDIANWALL Cloudファミリー」のラインアップに、メールアーカイブ機能を提供する「GUARDIANWALL メールアーカイブサービス」を追加すると発表した。

 「GUARDIANWALL メールアーカイブサービス」は、メールフィルタリングソリューション「GUARDIANWALL Mailファミリー」で提供してきたメールアーカイブ機能を、クラウドサービスとして提供するもの。利用するメール環境を問わず、アーカイブ機能を手軽にアドオンできる点が特徴で、利用が拡大しているクラウドメール「Microsoft Office 365」などでも利用できるという。

 すべての送受信メールを、添付ファイルも含めて独自形式で保存することが可能で、保存期間は1年・3年・5年のプランから選択できる。また、わかりやすく、かつ詳細な条件指定が可能な検索インターフェイスを備えており、メール本文だけでなく添付ファイル内も正確かつ高速な検索を行えるとした。

 さらに、柔軟な権限・閲覧範囲の設定により、手軽にメール監査の運用が可能。監査した情報は、記録として「いつ」「誰が」が実施したのかを残すこともできる。このほか、メールの処理状況、管理者によるメールの監査実施状況、管理者の操作記録を詳細なレポート機能により確認可能にしているとのこと。

 価格(税別)は、初期費用が1ドメインあたり10万円、年額利用料金が1アカウントあたり2400円から。50アカウントの最低契約数が設定されている。

 なお今回、「GUARDIANWALL メール無害化サービス」においても、標的型攻撃メールへの対策強化として、添付ファイルのマクロ除去を行う「ファイル無害化機能」を提供開始する。Microsoft Officeのファイルに含まれるマクロに加え、PDFに含まれるJavaScriptを除去することで、添付ファイルへのセキュリティ対策を強化している。