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NTT西日本、大規模ユーザー向けクラウドPBXソリューションを提供開始

 西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は5日、大規模ユーザー向けクラウドPBXソリューションの提供を開始した。

 ソリューションでは、数万ID規模の内線端末を収容可能なクラウド型PBXサービスと、閉域ネットワークサービスを組み合わせて提供する。

 クラウド型PBXにより自社PBXが不要となることで、固定資産の軽減や設備の運用・保守費用を削減でき、内線番号の変更や転送などの設定もウェブ上で一元管理できるため、効率的な運用管理を実現。規模に応じて数万IDまでの内線端末を収容でき、データセンターから顧客拠点まではインターネットを介さない閉域かつ低遅延のコミュニケーション環境を実現する。

 外部サービスとの連携も可能で、Skype for Businessの内線通話機能や、プレゼンス機能と連携することで、効率的なコミュニケーションを実現。また、携帯電話事業者のFMCサービス、PCソフトフォン、ナースコール連携機器、館内放送連携機器など、多様な外部サービスと接続できる。

 ソリューションと接続することで、更改前の自社PBXも継続利用できるため、スモールスタートや段階的な移行が可能。また、主要なPBX機能をクラウドサービスにより利用できる。

 提供料金は個別見積もり。提供エリアは西日本エリア。