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サイバーソリューションズ、クラウド型メールセキュリティサービス「MAILGATESΣ」

なりすましメール対策や3層のウイルス対策などを提供可能

 サイバーソリューションズ株式会社は3日、クラウド型メールセキュリティサービス「MAILGATESΣ」を、7月17日より販売開始すると発表した。

 MAILGATESΣは、メールセキュリティ対策の各機能をクラウドサービスとして提供するもの。基本サービスとして、ウイルス対策、迷惑メール(スパム)対策、なりすましメール対策(SPF/DKIM、DMARC)、フィッシング対策を提供するほか、添付ファイル暗号化、改ざん・盗聴対策、誤送信対策、遅延送信管理、個人情報抽出、サンドボックスといった機能をオプションとして用意している。

 ウイルス対策は、パターンファイルを利用した一般的なウイルス対策と、クラウド上の最新情報でウイルスを駆除するCloud Live Protection機能に加えて、オプションのクラウド型サンドボックス機能をあわせて利用することにより、3階層の多層防御を可能にしている。

 また、なりすましメール対策では送信ドメイン認証技術に対応。送信元ドメインをSPF/DKIM認証機能によって認証したうえで、失敗したインバウンドメールをDMARCによりさらに検証する仕組みを導入できるとのこと。

 なお、メールサービスとしては、自社のCyberMailのほか、他社製オンプレミスメールサーバー、クラウドメールサービスと順次連携していく予定とした。

 サービスは1ドメイン50アカウントから申し込みでき、1アカウントあたりの月額料金(税別、以下すべて同じ)は、基本サービスが100円、サンドボックスオプションが200円、誤送信対策や暗号化、個人情報抽出などの機能を一括して提供する情報漏えい対策オプションが200円。

 サンドボックスオプションについては、2019年3月末までの受付分を対象に、申し込みから1年間、1アカウントあたり月額150円で提供するキャンペーンを実施する。またこのほか、初期登録料が5万円かかる。