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東京エレクトロンデバイス、次世代型可用技術によるデータ管理ソフトウェア「Veeam Availability Suite」を販売開始

 東京エレクトロンデバイス株式会社は28日、スイスのVeeam Software(以下、Veeam)と販売代理店契約を締結し、仮想環境、物理環境、クラウド環境などのあらゆる環境でHyper-Availability(次世代型可用技術)を提供するデータ管理ソフトウェア「Veeam Availability Suite」の販売を開始した。

 Veeam Availability Suiteは、仮想環境、物理環境の1次保管だけでなく、ストレージ、テープ、クラウドへの2次保管バックアップ、さらにソフトウェアのみで遠隔地へのレプリケーションも行うことで、RTPO(目標復旧時間/目標復旧地点)15分未満を実現する、高い可用性を提供するデータ管理ソフトウェア。

 エージェントレスで仮想環境への負荷を軽減することにより、高速で高信頼性のバックアップを実現し、重複排除機能によりストレージの削減が可能。シンプルな構成で操作が簡単なため、バックアップルールの知見が少ないシステム管理者も短時間で正確な設定が行える。仮想環境に加えて物理環境にも対応し、物理環境を導入している企業においても、これまでの複雑な設定作業を行う必要がなくなり、運用コストが削減できるとしている。

 また、Veeamは多様なストレージベンダーとアライアンスを結んでおり、ストレージのスナップショットとの連携バックアップやスナップショットデータからの直接リストア、重複排除ストレージとの連携にも対応する。

 Veeam Backup & Replication Standardライセンスの価格は、1CPUソケットライセンス12万9900円(税別)から。東京エレクトロンデバイスでは、PureStorage製品やNutanix製品などを含むエコシステムを提供するとともに、導入・構築・検証支援を提供。今後3年間で8億円を目標に販売活動を行う。